基本のケアの大切さ

「なんかクサイ気がする…」そう感じるようになったのは、30代に入ってからでした。

 

それまで正直自分の口の臭いなんて気にもしたことがなかったのに、一度気になりだしたら気になってしょうがない。


口に手を当てて、「はー」と息を吐いてみると、何とも言えない生クサイ?まるで生ごみのような臭い…と同時に、当時喫煙者だった私の口からは、ヤニの臭いも。

 

まさに地獄のようにくさい!


よく、自分の口臭には自分では気付きにくい、と言います。

 

それが、自分でもクサイと感じるこの状態は相当周りからしてみたらまずい臭いを放っているはずです。


ヤニの臭いもですが、まずはこのゴミのような臭いをどうにかしなければと、この臭いの発生源を考えた私。


舌を口の中でぐるぐると動かし、歯や歯肉を触っていくと、触れた一か所から臭いが強くなるのを感じました。

 

今度は、指を突っ込んでその箇所に触れ、その指の臭いを確認。…クサイ‼間違いなくここが原因だという箇所を発見しました。


それは右下の奥歯と歯肉の間。


そうと分かればと、歯間フロスを購入してそこに糸を通してみました。


するとまず驚いたのが、意外とすんなりフロスが奥歯と歯肉の間に入ってしまったこと。

 

そして通したフロスはびっくりするくらい汚い!そして臭い。


まさにこれが大元の原因と分かる代物でした。


この一連の動作のおかげで、少しはましになった臭いですが、気になりだすとまだまだクサイ気がしてしまい、気が気がじゃなくなってしまいました。


人と話す時も出来るだけ距離をとりたいとか、口を手で隠し気味になってしまいます。


口臭と同時に、奥歯と歯肉の間に歯間フロスがすんなり入ってしまったことも着なった私は、一度歯医者さんでちゃんと歯垢除去をしてもらいながら診てもらおうと、歯医者さんに行くことにしました。


結果的に、歯垢はかなり溜まってしまっていました。

 

特に、歯の裏側には歯ブラシではもう落とすことのできない、歯垢とヤニカスが付いてしまっていて、それがかなり口臭に繋がってしまっていたようです。


そして気になっていた奥歯と歯肉の隙間。


これは、親知らずが原因でできた隙間で、その隙間に食べカスが溜まりやすくなってしまっているとのことでした。


総合的に、表面的な歯磨きは出来ていて虫歯はないが、奥歯や歯間の汚れの落とし具合が不十分といった感じです。あとは、タバコのヤニ。


それまで歯磨きは朝昼晩とほぼ毎日3回欠かずにしていた私ですが、正直そんなに奥まで意識して磨いていなかった気もします。

 

それと、今思うと信じられないくらい汚いと思いますが、歯間ブラシやフロスをあまり使ったことがなかったのです。


さらに歯医者さんにも年一回も行っていませんでした。

 

何も歯に違和感がなければ歯医者は不要だと思っていたのです。

 

しかしこの件で、なにもなくても歯垢除去や定期的な歯や口の中の状態を診てもらうことが大事だと痛感しました。


それからは、歯ブラシを選ぶときは、奥まで磨けるものを選ぶようになり、歯全体を意識して磨くようになりました。


そして歯磨き後は、歯間フロスをするようにしました。

 

たまに一日空いてしまうと、やっぱり歯間に汚れが溜まってしまうので、これは本当に欠かさない方が良いと感じています。


口臭ケアに力をいれるようになって、タバコをやめました。

 

そのおかげで、朝の寝起きの口内の不快な臭いを感じなくなり、歯の裏についてしまっていたヤニもつかなくなり、これもまた口臭ケアになっています。


実はこれが一番口臭ケアに効果があった気がします。


口内のケアで他にも気をつけているのが、口の中を乾燥させない事です。

 

口の中は乾燥すると、粘り気を帯びて口臭が出やすくなるので、出来るだけ水分を摂る事や、水で口の中をゆすいだりうがいをすることも心がけています。


基本的なことですが、基本のデンタルケアは本当に大事だと思い、今でも日々続けています。

 

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