基礎化粧品が必要な理由
化粧品というと、どうしてもアイシャドウやリップに意識が向いてしまいますよね。
ですが、もっと意識しなくてはいけない部分があります。それが基礎化粧品。
基礎化粧品というのは、顔を美しく彩るためのメイクではありません。肌を清潔に、そして健康に保つためのものなのです。
肌というのは、日頃の疲れやストレスが見た目だけですぐにわかるものです。
たとえば、徹夜が続いたり疲れていたりすると、肌の血色も悪くなり、皮がボソボソしてしまいます。
また、夏の暑い季節には、べたついたり、シミが増えたりします。
これらを防ぐのが、基礎化粧品の役割なのです。
そのため、年齢や肌質、更には季節や気温で変えることが必要なのです。
まず、化粧品のなかで何よりも大切なのが化粧水です。
化粧水というのが、そもそもなんの役割で使っているか知っていますか?
化粧水というのは、肌の潤いを補う役割を担っています。
そして、他の美容液の成分を肌に届ける役割もしているのです。
つまり、化粧水の選び方をおろそかにしてしまうと、他の美容液の成分も肌に届かないのです。
そして、化粧水をつける時には、優しくを意識してください。
力を入れた方が肌に浸透するのではと考える人もいるでしょうが、そうではありません。
乱暴につけると、肌を傷めてしまう可能性があります。
人によっては、肌に炎症を起こしてしまい、元に戻すのにかなりの時間がかかってしまうことがあるのです。
化粧水を選ぶ時には、まずは自分の肌質について知っておくことも必要です。
肌質というのは、乾燥肌もありますし、脂性の場合、または両方の性質を併せ持つ混合肌の人もいます。
年齢によっては、肌質が変化するため、こまめにチェックしておくといいでしょう。
また、化粧水というのは単体では本来の力を発揮しません。乳液と合わせなければ意味がないのです。
乳液というのは、肌の保湿力を高め、化粧水の成分を閉じ込めてくれます。
化粧水の成分が肌に効果があるのは、乳液があるからなのです。
そうでなければ、化粧水の成分は時間と共に蒸発してしまい、結局、肌のためにはなっていないのです。
乳液はつけていないけれど、クリームはつけているから平気と考えている人もいるかもしれませんが、そうではありません。
水分の量は、クリームよりも乳液の方が多いので軽やかな感じがしますし、べたつく感じもさほどしません。
化粧水をつける前にと考えている人もいますが、基本的に乳液は化粧水の後。間違えないように心がけましょう。
ですが、例外もあります。それは、パックをする時です。
パックをする前に乳液をつけても、それではパックの効果は発揮されません。
化粧水をつけた後に、パックをして、それから乳液をつけるようにするといいでしょう。
乳液には、保湿に効果があるものもあれば、UV効果があるものもあります。
乳液をつける時には、事前にどんな効果があるかを確かめておくといいでしょう。
基礎化粧品というと、化粧水だけでいいのかと勘違いしている人もいます。また、忙しいからとオールインワンジェルを使用している人もいます。
ですが、このどちらも間違っていることは知っておかなくてはなりません。
基礎化粧品というのは、化粧水だけでは、満足のいく結果を得られないかもしれません。
また、オールインワンジェルだからといって、肌にとって必ずしもいいとは限りません。
オールインワンジェルのなかには、肌に合わない成分が入っていることもあるのです。
基礎化粧品を選ぶ時には、その成分についても詳しく知っておくことが重要になるのです。
また、体調が優れない時には、基礎化粧品でさえも肌に合わないという時もあるので、使う時には体調にも気を付ける必要があります。
基礎化粧品というのは、肌をいつまでも美しく保つために必要なのです。
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